街中に突如現れる異空間へ ── 在原業平ゆかりの古刹『不退寺』
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前回の第5弾・佐保川の桜はいかがでしたでしょうか?次の桜のシーズンには足を伸ばそうかな?と思っていただけたなら、とても嬉しいです。
今回からは、同じ近鉄奈良線・新大宮駅から、佐保川の桜とは反対方向(北側)に進み、3つの古刹を巡る旅をご案内します。その1つ目が、今回ご紹介する『不退寺』です。
ロケーションの関係もあり、観光客の皆様には少し馴染みの薄いお寺かもしれません。新大宮駅からは徒歩20分とやや距離がありますが、深い歴史が詰まったこの場所は、訪れる価値が十分にあります。
最寄り駅は 近鉄奈良線・新大宮駅(A27) です。
大和西大寺駅(A26)と近鉄奈良駅(A28)のちょうど間に位置しています。
駅から不退寺まで、徒歩約20分(約1.1km)。北方向へほぼまっすぐ歩けば到着です。
不退寺について
不退寺は、かの百人一首でも有名な在原業平ゆかりのお寺で、業平寺(なりひらでら)とも呼ばれています。
3月1日〜5月31日、そして10月1日〜11月30日は「業平画像御開扉日」で、普段は拝めない業平のお姿も見ることができます。
本堂に祀られるご本尊の聖観音菩薩立像は、在原業平自らが作ったとされ、一見の価値があります。また、五大明王像、地蔵菩薩立像、そして第4弾・白毫寺にもおられた聖徳太子2歳像もお祀りされています。
さらに、不退寺は白毫寺と同様に、第2弾でご紹介した西大寺を興した興正菩薩叡尊によって再興されています。ここでも、不思議なご縁がつながりました。宗派は西大寺と同じ真言律宗です。
拝観料:500〜700円(時期によって異なります)
入口の受付にて現金でお支払いください。
小さめの本堂が境内正面奥に鎮座します。本堂内は写真撮影不可ですが、その規模からは想像できないほど多くのお宝が祀られています。それを間近で拝めるのは、ここを訪れた方だけの特権です。ぜひご自身の目で確かめにいらしてください。
不退寺周辺について
不退寺周辺は「平城宮跡・佐保路・佐紀路」エリアの一角で、落ち着いた古寺が点在しています。次回・次々回ご紹介予定の海龍王寺や法華寺など、いずれも静かな古社寺が並ぶエリアです。
華やかな観光地というよりも、「ゆっくり歩いて味わう奈良」という雰囲気が漂っています。訪れる人も多くなく、静かな時間の中でゆっくりと古都の空気を楽しめます。
アクセス(基本情報)
不退寺へのアクセス ~ 新大宮駅からの行き方 ~
出発方向によって、最初の数ステップが異なります。
【大和西大寺方面から来られた場合】
【近鉄奈良方面から来られた場合】
ここからは、どちらの方向から来られた方も共通です。
不退寺の魅力
今回のレポート、いかがでしたか?
にぎやかな観光地からそんなに遠くない場所に、静かにたたずむお寺『不退寺』。緑のトンネルを抜ければ、そこは大昔にタイムスリップしたかのような空間が広がっています。
沢山の日本の宝を前にし、自分とも向き合う機会を得る。そんな素晴らしい旅となることでしょう。
当ブログは今後も、皆さんが気づかないこんな所に、味わいのある場所がありますよ、ぜひ一度ご自身の目で確かめにいらしてください、ということを伝えていきます。
太古の昔から時が止まった寺、不退寺へ 🏯
是非、太古の昔から時が止まった寺、不退寺を楽しんでください。
きっと、あなただけの奈良が待っています。