旅行・留学安全祈願のお寺、「般若心経」発祥のお寺、それが『海龍王寺』
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皆さん、6記事目にご紹介した、不退寺はいかがでしたでしょうか?メジャーな観光スポットからそんなに遠くない住宅街にひっそりとたたずむお寺気に入ってもらえたら嬉しいです。
今回は前回から続くシリーズで、3つの寺社の内の2つ目を巡ります。
今回は『海龍王寺』です。
何とも勇ましいお名前ですが、観光客の皆様には馴染みの薄いお寺かと思います。
不退寺からは、徒歩20分ということで、少し距離はございますが、不退寺とはまた違った魅力の『海龍王寺』を皆さんにご紹介します。
海龍王寺について
光明皇后ゆかりの寺で、奈良時代の雰囲気が色濃く残る静かな環境です。境内はさほど広くありませんが、その分人も比較的少なく、落ち着いて拝観可能です。
ご本尊の十一面観音は保存状態が良く、極彩色で美しく、一見の価値があります。又、奈良時代に建立された唯一残る五重塔(国内最小の国宝五重塔)もあります。
西暦734年、第9次遣唐使として唐に渡っていた玄昉が帰国の途中、東シナ海で暴風雨に襲われましたが、乗船に収められていた一切経五千余巻より、『海龍王経』を一心に唱えたところ九死に一生を得て種子島に漂着。翌年平城京に帰朝し、海龍王寺・初代住持に任じられました。このお話が後の海龍王寺という命名につながると共に、旅行・留学安全祈願のお寺と言われることにつながります。
又、玄昉により盛んに行われた般若心経の写経。その後、弘法大師空海が遣唐使として唐に渡る際、無事を祈り般若心経を千巻書写して当寺に収められとこともあり、般若心経発祥のお寺とも言われます。
そして、先にご紹介した白毫寺(4記事目)・不退寺(6記事目)同様、このお寺も(2記事目でご紹介の)西大寺を興した興正菩薩叡尊により再興されています。また、ここでも不思議なご縁がつながりました。先の6記事目でご紹介した不退寺同様、この海龍王寺も西大寺と同じ真言律宗です。
拝観料:500円
受付で現金でお支払下さい。
海龍王寺周辺について
海龍王寺は、いわゆる佐保路エリアにある小さなお寺です。周辺には、先にご紹介した不退寺や、次回ご紹介する法華寺など、落ち着いた古寺が点在しています。
アクセス(基本情報)
不退寺 ~ 海龍王寺(徒歩)
· 最短距離:約1.0km
· 所要時間:約20分
· ルートの特徴:元来た道を真っすぐ戻り(南下し)、県道104号線(谷田奈良線)を西向きにまっすぐ進めば到着します。
海龍王寺へのアクセス ~ 不退寺からの行き方 ~
海龍王寺の魅力
今回のレポート、如何でしたか?
先にご紹介・訪問した不退寺と比べ、より住宅街の真ん中にある海龍王寺。
一見華々しく見える入口から、本堂の様子、そして歴史の表側に刻まれた功績の数々からは、計り知れない歴史の裏側が存在しています。その表と裏を確かめに、是非ここ海龍王寺にお出で下さい。
当ブログは今後も、皆さんが気づかないこんな所に、味わいのある場所がありますよ、是非一度ご自身の目で確かめにいらして下さい、ということを伝えていきます。
海龍王寺にまつわる謎解きの旅へ 🐉
海龍王寺にまつわる謎解きの旅に是非いらして下さいね。
きっと、あなただけの奈良が待っています。