新薬師寺? え、あの薬師寺じゃなくて?
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皆さん、2記事目でご紹介した西大寺はいかがでしたでしょうか?ひと味違った『奈良』を堪能されたことと存じます。
今回は、大和西大寺駅周辺から少し離れ、皆さんよくご存知の近鉄奈良駅周辺へと舞台を移しましょう。
しかし、近鉄奈良駅周辺と言いましても、メジャーな史跡ではなく、このブログのコンセプトが如実に表れている場所を巡ります。
今日の舞台は、「新薬師寺」です。
え、あの有名な薬師寺じゃなくて?「新」がついてる?どこ? ——そんなあなたにぴったりのご紹介です。
新薬師寺について
超メジャーである薬師寺に比べ、圧倒的に静かな新薬師寺。こじんまりとした境内で、観光地の人込みに疲れた方は是非ここでひと休み。
しかし、小さいからと言って侮ることなかれ!ここには他では見られない、秘仏(国宝)があります。
それは、本堂にある『十二神将立像』。
実に興味深いことに、十二体ある仏像の内、辰年に当たる仏像だけが焼失し、その後新たに作られた為、国宝ではないのです(それ以外の11体は国宝です)。その点も、辰年生まれである筆者にとって、このお寺に何か惹かれるものがある要因の1つだと感じています。
拝観について:『十二神将立像』を拝むには、拝観料600円 / 1人が必要です(本堂入口の券売機でチケットを購入し、入口の係員の方に渡して下さい)。
本堂内は写真撮影不可である為、その様子をお届けできないのは残念ですが、それは皆さんがご自身の目で確かめる楽しみとして取っておきましょう。
本堂の中に入ると、まず暗闇があなたを襲います。外界とは全く違う世界です。しばらくすると目が慣れて来るので、そこにある圧巻の光景を堪能してください。
本堂をしばらく進むと、奥の方に椅子が置いてあるので、そこに座ってゆっくりこの世界に浸り、秘仏を眺めて欲しい。
もしあなたが、にぎやかな場所の方が好きだとしても、この秘仏を拝みに来るだけでも十分価値があります。是非少し足を伸ばして、その魅力を自らの目で味わってください。
アクセス基本情報
新薬師寺へのアクセス ~ 近鉄奈良駅からの行き方 ~
*2番出口方面へ。
後に『異空間』とのコントラストを楽しむ為にも、まずは超メジャー区域を通り、あふれかえる人に揉まれ、鹿さんに挨拶し、そして鹿さんの糞をたっぷり踏みながら、ご散策をお楽しみください。笑
ここから、一気に人がいなくなり、異次元の空間に迷い込んだ様!閑静な住宅街の風情を楽しみながら進みましょう。
新薬師寺周辺について
次回のレポートでご紹介予定ですが、何と言っても近くに白毫寺があります。ここまで来た方なら、是非そちらも合わせて訪問してみて下さい。新薬師寺と白毫寺の間の道は「歴史の道」としても知られる、奈良らしい風情あふれる散策コースです。
新薬師寺の魅力について
今回のレポート、如何でしたか?最初は超有名な道、一見通常の観光ガイドかな?と思わせるルートを通りましたが、その後まもなくそれとは非対称な空間に入って到着した新薬師寺でしたね。
薬師寺をご存知の方は、「新」が付く薬師寺ということで、大きな寺と勘違いされるかも知れません。しかし、ご紹介した通り実際は違います。先の記事で紹介した、現代の西大寺が東大寺と比べて対照的なのと同じ様に、薬師寺と新薬師寺も名前は似ていますが全くの別物です。
しかし、だからこそ、渋い奈良を愛する私にとってはたまりません。その飾らない風情が格好良いとさえ思えます。
新薬師寺へ、是非足を伸ばしてみて下さい 🌿
是非、道中の閑静な奈良の住宅街の雰囲気も含め、この新薬師寺を楽しんで下さい。